いよいよ明日から新年度の出勤ですね！
異動の方は，無理せず，少しずつ新環境になれていきましょうね。
Kindle出版後に行うと良いと言われている無料キャンペーンについてのお話です。
無料キャンペーンがオトクな理由
無料キャンペーンとは、作家に提供されているツールです。
一定期間本を無料にすることができるよ，という仕組みです。
「無料にすることができる」ってなんだ？おかしいな・・・と思われると思います。
無料なんてしたら収益にならないじゃないの，という当然な疑問がでるわけですね。
確かに，キャンペーン中、何冊買ってもらっても一銭も入ってきません。
以前500円の本を、無料キャンペーンで２００数十冊買ってもらいました。
定価500円で売れても私に入ってくるのは300円ほどです。
すると，無料キャンペーンで売れた200冊を定価で売っていたら，６万円の収益になったはずですよね。
しかし，無料キャンペーンをすると入ってくるのはゼロです。
では，いったいなぜそんなキャンペーンをするのでしょうか。
それは、「販売実績が上がるから」です。
無名の人が書いた500円の本を200冊買ってもらうことなんて、なかなか難しいことですよね。
おそらくポロポロと売れるとは思いますが，短期間で200冊も売れるなんてことはないんです。
しかし，無料キャンペーンだからこそ，短期間に200冊売れるんです。
0円でも「売れた」ことに変わりありません。
売れたら，販売実績が上がります。
「この本，200冊も売れたんだね」とAmazonに思ってもらうことができるということです。
すると、ランキングが上がり，関連書籍に表示してもらう機会も増え、本をたくさんの人に知ってもらえるようになる，ということなんですね。
無料キャンペーンとは、Amazonが「0円だけど販売したことにしてあげるね」と言ってくれているようなもの。
だから、「無料キャンペーンさせてあげるよー」という意味で「することができますよ」と言っているわけです。
いや，確かにお得！
無料キャンペーンがいかに「美味しい」ことかお分かりいただけました？
200冊なんて、無名の人からはたった五日間で売れることなんてないですよ。
本の数冊売れて得られる何百円かの収益を捨て、
Amazonから販売実績を認められてランキングが上がり，
多くの人の目に触れて買ってもらえるチャンスが増える未来に投資する。
これが無料キャンペーンです。
「Amazon砲」による支援みたいなものです。
90日に一回，無料キャンペーンできる！
さて、この無料キャンペーン、90日に一度することができます。
出版してもなかなか売れない本は，90日後にまたキャンペーンをして、周知することができるんです。
そうやって販売実績を引き上げてもらうんですね。
先日、きんちゃれ仲間での出版一番乗りを果たされた「りおん」さんが2回目のキャンペーンをされました。
出版当初は仲間たちから買ってもらえますが，時間が経つと販売が伸び悩んでおられたそうです。
そこで先日2回目のキャンペーンを打たれました。
その結果，小カテゴリーで2位 という成果を出されました。
買われた人はそんなに多くはなかったそうですが，それでもやっぱりカテゴリー2位です。
確実に販売実績に追加され，周知が広がっていると思います。
このようなことを知っていると、いざ出版された時に何か役に立つかもしれませんね。
それではまた！
