これまでに,
50歳からの情報発信の価値、
学びの過程や昔語りなどの内容、
準備はいらないことなどをお伝えしてきました。
「すぐに始める」ための3つの条件に適しているのは
今日は,情報発信をすぐにでも始めるために適した発信メディアについてお話しします。
「すぐに」という意味は次のとおり
🟡無料でアカウントを作ることができ、そのまますぐに発信できる
🟡顔や実名などを出すなど精神的なハードルが低い
🟡準備も含めて、発信自体に時間がかからない。
このどれかひとつでも当てはまらないメディアは、
「すぐにやろう」とする気持ちを引かせてしまいます。
有料ならそもそも論外ですし,顔や実名を出したくないのに出さねばならないようなメディアなら発信できません。
また,発信に時間がかかるならそれだけでやる気がなくなってしまいます。
なので,
・無料で、
・顔を出すことや実名登録を必要とせず、
・時間もかからない
それらが必須となります。
これに全て当てはまるメディアはなにか。
答えはずばり「note」です。
noteは、無料で、顔出しも実名も必要とせず,これ以上ないくらい時間がかからないのです。
初めて情報発信を始めるのにぴったりです。
私はこれまでに20年にわたってありとあらゆる発信メディアを試してきましたが,
noteほど上の三つの条件に当てはまるものはないと感じています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや、しかし、noteが適しているというならアメーバやはてななどの無料ブログだっていいんじゃないのか?ということになりますね。
確かに三つの条件に当てはまると言えます。
しかし、それらをすぐに始める媒体として推していないのは、無料ブログでは記事に広告がつくからです。
ノートには広告がつきません。
だから、純粋に私の情報を読んでもらえるのです。
以前は,私も無料ブログからスタートすることをお勧めしていました。
しかし、私のクライアントさんに、次のようなことを聴いたことがきっかけでおすすめすることを辞めました。
その方は、自身のブログの読者から
「記事の内容に合っていないアダルトな広告がたくさん出ていて読みたくない」
と言われたのだそうです。
広告をいれること自体は悪いことではないのですが、アダルトな内容はちょっと信頼構築のための情報発信にはそぐわないですよね。
アドセンスだと、発信内容に基づいた広告がでやすいため、そのようなことはほとんどないのですが、無料ブログでは、無料にするためにブログの提供元が広告を入れてくるので、こちらでは内容をコントロールしにくいです。
そこで、信頼構築の途中にあたってはあまりすすめられないなと思いました。
なので,今では、情報発信をすぐに始めるためには無料ブログおすすめしていません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Twitter Xやインスタでも三つの条件に当てはまるから、適しているんじゃないの?という考えもあります。
確かに,三つの条件に当てはまります。
しかし、これらSNSは、これまでに何度も述べてきたように「蓄積型」のメディアではないんです。
基本的にフィードに一瞬だけ表示れて,そのまま流れていって埋もれてしまいます。
インスタの方はそれでもフィード画面にたくさん画像が並ぶので多少の蓄積性はあるとは言えますが,
写真ではなく,情報発信としてのテキスト型の発信には手間がかかります。
私は、2年前、2ヶ月にわたって毎日インスタでテキストによる情報発信を試みたことがあります。
「テキストによる」とは、このようなことです。
これは、私のインスタグラムのフィード画面です。テキストを画像化しているんです。
各投稿は、それぞれ左にスワイプすることで、2ページ目、3ページ目とめくっていくことができるようになっています
毎回、一投稿につき10枚の画像をつくり、投稿しました。
どのようにやったかと言うと、
1.まず発信したい文章をnoteに書きます。
2.それを10に分割します。
3.Canvaの正方形のキャンバスに一つ流し込んでは、次のページを作ってまた流し込みます。
4.こうして、10枚の画像をつくります。
そして、ようやく投稿するのです。
見てもらったほうが手っ取り早いですね私のインスタ
これを2ヶ月間休みなくやったわけです。
noteに各時間は省いて、画像を作って投稿するのに30分はかかりました。
インスタにおける文字情報の発信にはこれだけ時間と手間がかかるのです。
なので,インスタでテキスト型の発信するなら,noteを先に始めてからその発展形として行う方がやりやすいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上の理由から,情報発信をすぐに始めるのに適したメディアは?という問いの答えはnoteだと答えているんです。
noteを推すさらに積極的な理由
noteには、他にもそれを推す積極的な理由があります。
それは次の通り
1. 簡単な発信だけでなく電子書籍一冊分の文字数の情報も発信できる
2.SNSの機能で多くの人に読んでもらいやすい
3.発信した記事を単体で、もしくはまとめてそれ自体を有料販売できる
4.noteを基点として,ブログにしたり、それを読んで音声配信やYouTubeにしたり、集めて電子書籍にしたりすることができる。
1について
noteは、Twitterエックスと同じ140文字でつぶやくという発信モードがあります。
また、写真だけのモードもあります。
つまり、エックスに投稿するのと同じ時間でnoteに配信できるのです。
ところが、逆に30000字という,まさに電子書籍級の文字を書くこともできるんです。
読んでいただいているこのメルマガの登録特典であるKindleの書き方のレポートは、かなりの文字数がありますが、これはnoteです。
つまり許容の幅が広いわけです。
今日始めた初心者にも、長いこと使っていて、長文が書ける人にもさまざまな進度に対応しているので、自分の発信レベルに合わせて使い方を進化させていくことができるメディアだと言えるのです。
2.について
noteにはSNS機能があります。いいねやフォローができるのです。
このことで、今日始めた発信でもすぐに人に届くようになります。
他の無料媒体ではなかなかこうはいきません。
3.について
有料販売できること。
書いたnoteを有料にすることができるのです。
今の時点で,自分の発信が将来売れるかもと思っている方はそうおられないと思いますが,将来の話として聞いてください。
書いたノートを有料にするには、公開設定画面で、有料のボタンをポチッとするだけで有料になるんです。
そんな媒体,他にほとんど見当たりません。これは可能性としてはすごいことです。
ぼくもいくつもの記事を有料にしていますが,もともと有料にしようなんで思わずに書いたものばかりです。
たまたま、それらの内容を含んだ電子書籍を出版したため,有料化しただけ。
しかし,それらは単体で定期的に売れています。
有料ボタンをポチッとしただけで,昔のnoteが売れるようになる。
今は売ろうなんていう気はなくても,後から昔の投稿を売ることができるのだと考えていてください。
noteにはそのような広がりもあるのです。
4.について
noteを起点にして他の媒体に展開しやすい。
情報発信を始めたら,次第に発信場所を増やしていくことを推奨しています。
それは、文字は読まないけど動画は見る,音声は聞く,という人に動画や音声で発信してあげることで,発信内容を届けられる人を増やすことができるからです。
ノートはそれをしやすい。もともと気楽に書いておけるからです。
それを、後から読み上げて音声にする,動画にする。まだ、それを集めて電子書籍にする。
気楽に,とりあえず配信しておけるからこそできることです。
Kindleなどの電子書籍にも転用できます。
私の「noteから始めるKindle出版」という本は、もともとnoteです。
noteの機能である「定期購読マガジン」という有料マガジンで執筆した一本のノートです。
25000字くらいありました。
定期購読マガジンを廃刊にしたので、電子書籍化しました。出版してから1年以上経ちますが,まだ売れ続けています。
これも、noteに書いていた時には、あとから電子書籍にするなどとは思っても見ませんでした。
noteはまた、ブログの記事へと転用できます。
ブログに記事を書くというと心のハードルが上がってしまう人がいますが、noteならTwitterの兄貴分くらいのつもりで結構気楽に書けます。
そのように,一旦発信されたテキストがあれば,それをもとに根拠や資料,経験などを追記して、価値あるブログの記事にすることがとてもしやすいのです。
以上のような理由で、これから何か情報発信をしようとするなら、noteをお勧めします。
内容は最初はなんでもいいのです。だんだん時間をかけて絞っていけば。
あらゆるハードルを下げて気楽に始めてみてください。最初は「ノート始めた」という「つぶやき」から始めるのはいかがですか?
音声も楽ですよ。もし声を出すことに抵抗がなければ,先に音声配信をする事もいいと思います。
noteには声を録音して配信する音声配信の機能があります。それで喋るんです。
ぼくはスタエフやPodcastを4年やってますが,そのスタートはnoteで音声配信を始めたことです。
noteで音声配信しているうちに制限の5分では足りないと思ってPodcastを始めたんです。
声を出すと,考えが整理されるし,気持ちいいです。
何より,声による配信は信頼度をあげることに役立ちます。
そういう意味では音声から入るのもおすすめです。
これまでのメルマガで、情報発信の大切さはわかった、内容も、学びの家庭や昔語でいいこともわかった。
でも・・・と思っている方!
今日にでもノートのアカウントをとってみてください。
お待ちしています。