noteは,2023年5月25日に「SNSプロモーション機能」について発表しましたので,そのことについてまとめてみました。
noteのSNSプロモーション機能の概要
note公式によれば、このSNSプロモーション機能は、有料記事を書いた際にツイッターでそのことを宣言し、そのツイートをリツイートしてくれるだけで読者がその有料記事を読むことができるという機能です。
例えば、ツイッターのタイムラインで
「私は有料記事を書きました。価格は1000円です」
というような告知がされた際に、そのツイートに「このツイートをリツイートしてください。リツイートしてくれたらこの有料noteが500円で読むことができます」という内容が記載されるわけです。
そこで、このツイートをリツイートすると、本来1000円のnoteが500円で購入できるというわけです。
リツイートの効果とそのメリット
ユーザーは,そのTweetをリツイートすることで、そのユーザーのフォロワーに有料noteの情報が広まり、一気に情報が拡散するという効果があります。
これまでは,有料noteを書いた際には、自身のフォロワーにお知らせする程度だったかもしれません。
しかし、この機能により「リツイートしてもらえば安く買える」という情報が拡散されることで、たくさんのリツイートが行われ、情報がどんどん広まることになります。
このことにより、有料noteを書いた作者にとっては非常にメリットのある機能となります。
半額になると損するのでは?
「でも半額になるから損するのでは?」と思うかもしれませんね。
例えば1000円のnoteを1人に買ってもらうよりも、500円で4,5人に買ってもらった方が得になります。
そのため、有料noteを書いた人にとってはより多くの収益を得ることが可能となり、ユーザーにとっても本来なら1000円かかるところが500円で読むことができるというメリットがあります。
さらに、有料noteがより多くの人々の目に触れるようになることで、本来ならば届かなかった人々にもどの情報が届くようになることにより、三方良しとなるわけです。
私はこの「三方良し」は非常に大切な言葉であると考えています。
有料ノートを書くことの検討
このnoteのSNSプロモーション機能は、それまで有料記事を書くことに躊躇していた人々の背中を押してくれるのでは,と思います。
SNSプロモーション機能は,その有料noteが広く認知される可能性を提供してくれます。
それにより、その中から何人かが自分の書いた有料noteの価値を認めてくれ、購入してくれる人も出てくるのではないか?と思う人も出てくると思うのです。
そこで私は、有料noteを書くことについて積極的に考えてほしいなと思います。
有料noteの「有料」という言葉に抵抗がある人もいるかもしれません。
しかし,価値を生み出すことは重要なことであり、その生み出した価値の対価を受け取ることは、経済を回していく上で非常に大切なことだと考えているからです。
また,有料noteを書くということはKindleの本を書くことと何も変わりません。Kindle本は,「有料の電子書籍」だからです。電子書籍なのか本なのかという違いがあるだけです。
自分の書いたものに価格をつけることは何ら恥ずかしいことではありません。
だからこそ、「有料」という言葉にこだわる気持ちを飛び越えて、どんどん有料noteを書いていきましょう。
まとめ
私は、みなさんが有料ノートを書き始めることで、自分の経験や考え方を有料でシェアする世界が広がることを素晴らしいと思っています。
それはメルカリなどで物をシェアするのと同じで、自分の知見を有料でシェアすることは何もおかしくありません。
ですから、自分の何か経験や考え方を有料ノートにしてみると良いと思います。
自分が書ける内容について迷っている方は、まずはいろいろな有料ノートを購入してみることをお勧めします。
そこで自分でも書けるテーマを見つけることができるかもしれません。