さて毎週月曜日に配信している「50歳からの情報発信」第8回目です。
これまでに
1.情報発信の価値
2.発信メディアは蓄積型で選ぶ
3.学びのプロセスは情報発信に適している
4.昔語りは情報発信に適している。
5.情報発信には特に準備はいらないこと
6.今すぐ始めるのに適したメディアは
7.情報発信のための強力な習慣
ということについてお話ししてきています。
今日は、発信に慣れてきたら、メディアを少しつづ増やしていこうというお話しです。
一つでさえきゅうきゅうとしたり、つい忘れてしまったりしているのに、複数のメディアで発信するなんて考えられない!!
そのとおりです。
きゅうきゅうとしているうちや、
まだ習慣化ができていないうちには、他のメディアに広げない方が良いです。
しかし、発信回数が10回を超えたあたりから、発信メディアを増やしていくことについて考えていきましょう。
また、少しでも他のメディアに興味があればぜひそちらでも始めてみましょう。
では、なぜ、他のメディアに広げていくことを勧めているのでしょうか?
それは、情報発信をするメディアを少しずつ増やしていくことには、大きな価値があるからです。
さまざまな人達のニーズに答える
まず最初にあげられることとしては、
いろいろな形式のコンテンツを発信することで、さまざまな人たちのニーズに応えられこと。
例えば、
ブログ記事を読むのが好きな人もいれば、
動画を観るのが好きな人、
音声コンテンツを聴くのが好きな人もいます。
あなたがブログだけしか書いていなければ、
動画好きな人や、忙しくてラジオなら聴くという人たちにはあなたの発信は届きませんよね。
いくつかのメディアで発信することは、より多くの人々に情報を届けることができるということになるんです。
検索に有利
また、いろいろな形式のコンテンツを持つことは、SEO(検索エンジン最適化)の観点からも、有利なんですよ。
たとえば、YouTube動画はGoogleの検索結果に表示されることが多いですよね。
何かを調べる時、よくYouTubeが上位に表示されていることはないですか?
なので、YouTubeにブログへのリンクを貼ることでブログへの訪問者数が増える可能性が高まるんです。
また、ブログにYouTubeを埋め込むなど、異なるメディアのよさを掛け合わせることで、読者がブログやYouTubeなど、サイトに滞在する時間が長くなります。
記事やサイトへの滞在時間が長いということは、検索エンジンからよい評価をうけることにつながるんです。
これらが、いくつかのメディアで発信するよさのひとつです。
なにより、あなたのブランドの信頼性が高まることにつながっていくですよね。
以上、いくつかのメディアで情報発信をすることのよさを述べました。
どうやって発信メディアを増やす?
それでは、どうやって増やしていけば良いのでしょうか。
ただ闇雲にふやしていくのでは、頓挫してしまうなど失敗しがちです。
少しずつ増やしていきましょう。
まずは自分の発信メディアに繋げやすいものから始めるのがいいです。
たとえば、ブログを書いているのなら、それを読み上げてポッドキャストにするという広げ方ですね。
書いたものを読み上げるだけですから、とても楽。
つなげやすいです。
声を出すのがいやなら、Vrewという無料読み上げ文字起こしソフトを使って動画を作るのが簡単です。
Vrewは、テキストを与えれば、何人ものAI声優がそれを読み上げてくれる上に、フリーの画像や動画クリップをつなげて一本の動画にしてくれるんです。
用意するのは、Vrewとテキストだけです。
起動画面からは、音声からの文字起こし、テキストからの読み上げなどのいくつかのメニューがあります。
すでに音声が入っている動画を指定すれば、AIが文字起こしをして動画内に文字を貼ってくれます。
YouTube動画に、下にテキストが文字起こしされているのを見ることがあるでしょう?
あのようなことができるのです。
今回は、テキストだけから動画を作るので、テキストを流し込みます。
すると、数十秒まてばAI声優の読み上げ動画をつくってくれます。
同時に、動画への文字起こしもすんでいます。
ブログを各人にとっては、同時にYouTube動画もつくれてしまう、夢のようなソフトですよ。
僕も何本か動画をつくっています。
例えば、この動画
これは、用意したテキストをVrewに流し込んでつくったものです。
ちょっと見てみてください。
これがあっという間にできてしまいました。
声は自由に選べますし、
動画内に元のテキストも文字起こしされています。
こんなのが簡単にできてしまいます。
これが無料だからびっくりですよね。
ただし、テキストの制限があって、一月に◯万文字までしか変換できません。
◯の回数は忘れました🤣
でも結構な文字数なので、僕も無料枠でいくつも動画をつくることができました。
さて、この動画のテキストは、元はブログの原稿です。
この動画を作ることで考え方が明確になったので、
Siriに音声入力してテキストをつくりました。
ドライブしながらSiriに話しかけていたら、30分で9000文字になりました。
9000文字といえば、すでにKindle本として出版できる文字数です。
そこで一度ブログに返し、そこで肉付けして、後日Kindle本として出版しました。
これが、12月に出版した「鬼実行力」です。
以上、だらだらと述べてきましたが、ブログから動画、ブログから音声という流れはとてもスムーズだということがわかっていただけたと思います。
うまくつなげていけば、最後には電子書籍までつくれてしまうというわけですね。
すでにつくったコンテンツの再利用
他のメディアに広げていく時、一番やりやすいのは、上で述べてきた「再利用」です。
こちらのことをあちらでやって・・・
ということをやっていくのです。
他メディアでの発信は基本的に再利用をするというのがもっとも効率的で効果がありますよ。
上の例では、
ブログ→ Vrewで動画化 →考えがさらに整理されたのでSIRIでテキスト入力 → Kindle出版
ということになっていますね。
実はこのメルマガもそうです。
月曜定例のこの「50歳からの情報発信」というコンテンツは、読み上げられて音声ファイル化され、
「火曜定例」という形で、standfm とPodcastという2つの音声発信メディアで火曜日に配信されます。
また、この音声ファイルをつかって、水曜日に動画としても発信しています。
「50歳からの情報発信」という私の発信は、再利用、使い回しにより、ラジオやYouTubeでも発信しているわけですね。
実は、この連載が済んだら、Kindle電子書籍にするつもりなので、電子書籍としても発信されます。
noteには、先週の発信内容をまとめているので御覧ください。
これも、noteを使った他メディアでの展開の一つです。
こうしていろいろなメディアで発信しているので、
ブログを読むのが好きな人、
音声配信が好きな人、
YouTubeが好きな人、
Kindle本を読むのが好きな人などさまざまな人に届けられています。
まとめますね。
情報発信をするメディアを少しずつ増やしていくことは、
🟡ユーザーのさまざまなニーズに応えることができる。
🟡SEOの強化になる。
🟡ブランドの信頼性が向する
といった多くのメリットがあります。
また、スムーズに広げられるようなやり方で
また、すでに発信しているコンテンツを再利用すれば
段階的に少しずつ発信メディアを増やしていくことができます。
再利用しながらスムーズにメディアを増やしていきましょう
あなたは?どんなメディアで情報発信をしていますか?
ブログを書いているなら
読み上げてラジオにしましょう。
またAIに読み上げさせて動画にしましょう
動画を作っているなら
静止画を切り出してブログを書きましょう。
動画をAIで文字起こしをし、ブログやKindleをつくりましょう。
音声配信をしているなら
LISTENなどのPodcastサービスに自動的に流し、そこでテキスト化してブログやKindleにしましょう。
組み合わせ方はいろいろです。
それを再利用しながらスムーズにメディアを増やしていきましょう。