この記事は,マルマガ「知的迷走通信」からの転載です
リライトはとても大切なことなので,実際にどのようにやるといいのかということについてお話します。
サーチコンソールで実際に検索されている言葉がわかる
先週、リライトってものすごく大事というお話を、僕の恥ずかしい事例をもとにお話ししました。
記事をリライトすることでブログのアクセスが3倍になったというお話です。
今日は、その具体的なやり方についてお話します。
一番簡単なやりかたは、「サーチコンソール」を使うことです。
サーチコンソールも、アナリティクスと同様、Googleの無料サービスです。
こんなツールが無料なんて,驚愕です。
サーチコンソールでは何がわかるのかというと、
ということがわかるんです。
たとえば、「〇アニメの見どころ」というタイトルで記事を書いていたとします。
ところが、サーチコンソールで調べてみると,
「〇アニメ 感想」
というキーワードの検索結果にその記事が表示されていることがわかりました。
実際にそのアニメのことを知りたい人が使った生のキーワードです。
その記事は過去3か月の間に150回表示されていたということもわかります。
しかし、僕は,「感想」ではなく「見どころ」というキーワードを使ってタイトルも見出しも書いていました。
しかしmサーチコンソールには、「〇アニメ 見どころ」というキーワードで表示された結果はありませんでした。
まずは,ここまででわかることを考えてみましょう。
それは,
ということですね。
逆に,「見どころ」という言葉で検索した人がいないのですから,「感想」を使う方がいいんじゃないかということがはっきりと言えると思います。
サーチコンソールでは,そのキーワードでどのくらいクリックされたかがわかる
さらに,この記事が表示だけじゃなくて,どれくらいクリックされてアクセスされたのかもわかります。
この記事は、「〇アニメ 感想」というキーワードで過去3か月の間に150回表示されたんですが、実はクリックはゼロでした。
これはどういうことでしょうか。
検索結果に表示はされたけど、「〇アニメの見どころ」というタイトルが表示されたのをみた検索者は、クリックしてくれなかったということです・
つまり「感想を知りたい自分には関係のない記事だ」と思われているということです。
これらのことからわかること。
それは、
ということです。
そのキーワードではだれも検索していないし、キーワード違いの「感想」では表示されていてもクリックされないんです。
この記事を放置していては、今後もアクセスはありません。
やはり、せっかく「〇アニメ 感想」で検索されているという事実があるのだから、タイトルを「〇アニメの感想」というようなタイトルに変えるのがよさそうです。
このタイトルにすれば、検索した人は、表示された記事に対して「これこれ、」とクリックしアクセスしてくれるんです。
まとめ
いかがでしょうか。
結構システマティックですよね。
実際、このようなタイトルの変更で、検索10ページ目にあった記事(100位)が、1週間後には2ページ目の1位に、そして次の週には1ページ目2位にまであがってきたことがあります。
これほど、サーチコンソールで示された「生キーワード」でタイトルを変えるということには効果があるんです。
リライトはものすごい力がありますので、ぜひ一度サーチコンソールを開いてみて、そこに示されている生のキーワードを確認してみてください。
次の記事はこちら
次の記事では,実際にサーチコンソールを使ってリライトした実際の例をあげていますので参照願います。
メルマガ「知的迷走通信」では,このような具体的な事例についてもお話しています。
毎週金曜,朝7時の配信です。