コンテンツクリエイターを目指す人は、音声配信をしたほうがいいと思っています。
まず、音声配信をする理由について説明し、その後、
◯どのような内容を配信すればよいか
◯テキスト発信より音声配信を優先すべき場合、
◯音声配信を始める手軽さ
などについても触れていきます。
また、音声配信に適したプラットフォームや、発信する際の身バレのリスクについてもお話しします。
では、まず音声配信をおすすめする3つの理由を挙げます。
1. より信頼を得やすいこと
2. より多くの人に届きやすいこと
3. 将来的な選択肢が広がること
これらの理由を詳しく説明していきます。
1つ目のポイント「信頼」
声を出すことで信頼を得やすくなるという点があります。
文章や考え方をブログで読んでいる人でも、その人の声を実際に聞くと、より親しみや信頼感が増すことがよくあるんです。
「あ、こんな声なんだ」と新たな一面を感じたり、よりファンになることもあるんですよね。
私が初めて自分の声を出したのは2017年、YouTubeでのことでした。
その時、意外な反響がありました。
「こんな声だったんですね」とか、
「もっと年上かと思っていたけど、そんなことなかったですね」など、いろいろな感想をもらいました。
「ふつうにおじさんですね」という声もありましたが(笑)。
いずれにせよ、声を出すことに対して関心を持つ人が多いのだと感じました。
そしてそれが親しみを生み、信頼となっていくんです。
2つめのポイント 「より多くの人に」
より多くの人に情報を伝える方法として、音声を使うという選択肢があります。
ブログは多くの人に読んでもらうことはできますが、忙しくて読む時間が取れない人も一定数います。
でも、そういった人たちに「音声配信もしています」と伝えると、「音声なら聞きます」という反応が得られることがあるんです。
通勤中の電車内や車を運転しているときに聞くという人はたくさんいますからね。
このように、テキストだけでは届かない人にも音声を使うことでアプローチできるという利点があるのです。
音声配信をすることで、より多くの人に情報を伝えられるようになります。
3つ目のポイント「将来の選択肢が増える」
シニアアップデートでは、ブログを10年続け、Kindle出版を行い、その2つを組み合わせてコンテンツを回していくという型を作ります。
その上で、音声配信やYouTubeなどを次々と加えていきます。
最終的には、これらの知識やスキル、得た信頼を集めて、自分のコンテンツを作れるようになることが重要なゴールとなります。
そのゴールの一つの形として、オンライン講座(ユーデミーのような)で自分の講座を開設するという道があります。
「Udemyで講座を作って講師になるなんて考えられない」と思うかもしれませんが、将来のことはわかりません。
私も、10年前には自分がこんな情報発信をしているとか、Udemy講座の作家になっているなんて思いもしませんでしたから。
長い期間配信を続けていく中で、少しずつスキルや知識が増え、読者も増えて、
今とは全く違う自分になっていくことも十分考えられます。
コンテンツが増えて、知識や経験が身につき、Udemyで講座を作ることが現実味を帯びてきた場合、音声配信を長く続けていることが大いに役立ちます。
実際に、自分の声で話すことが必要になる場面も多いですから。
また、YouTubeを始めるにしても、音声配信を先に経験しておくことで、よりスムーズに参入できるでしょう。
以上、コンテンツクリエイターが音声配信を始めるべき理由についての解説でした。
次回は第2回、どんな内容を発信すればいいのかということについてお話しますね。
こちらは、関連書籍です。
■50歳からはじめる情報発信
■60歳以降をコンテンツクリエイターとして生きる: 50代でやっておくべき10個のこと
それでは!