「音声ファースト」ってなんだ、という話ですが・・
情報発信にはテキスト、音声、動画、電子書籍などがありますが
その中でも音声発信を最初に持ってくるととても効率的で広がりやすいという話です。
■テキストにすることと音声で語ることとの違い■
頭に何かモヤモヤしたことを言葉に表して文章化すると言うのはかなりの手数を踏みます。
脳が、モヤモヤについて思考し思考したものを言葉に直し、そして指先で言葉に書いていきます。
かなりの時間がかかるわけです。
ところが音声なら、脳の思考速度についていけるほどの速さで言葉が言語化されます。
脳の中で何かがよぎったら、それがテキストに書き出されるのに比べて、音声にするほうがはるかに早い時間でできるんです。
これは、思考の速さに追いつけずにテキスト化できなかったことも、音声なら脳の思考の速度に合わせて拾えてしまうと言うことを指します。
テキストによる言語化は、テキストにしているうちに脳の思考がどんどん先に進んでしまい、そのつじつまを合わせるのにさらに思考してしまってどんどん遅れていきます。
しかしその都度音声化していけば、こぼさずにテキスト化して音声化していくことができるんです。
日々アイディアや思いが溢れ出ている場合、それをテキストでとどめるより、音声でとどめてておいた方がはるかに早いし、内容もリッチになると言うわけです。
音声ファーストにしたのはさらに理由があります。
■音声を自動的にテキスト化できるしくみ■
それは一旦音声で発信さえすれば、それがテキストになる仕組みが揃っているからです。
私の場合はまずしゃべったことをstad.fmで語ります。
するとstand.fmの方からListenと言うpodcastプラットフォームにそのRSSが流れるように設定しています。
Listenでは、stand.fmをPodcastとして配信してくれるのですが、
なんと同時にテキスト化までしてくれるのです。
私はそこでそのテキストをコピーして、メルマガにし、ブログにしているわけです。
つまり、stand.fmで音声発信をしておくと、それが自動的にテキストになるんですね。
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音声発信を最初にすると、思考をとどめておく量が増えます。
思っただけでテキストができなかったことが、音声発信ファーストにすることによってテキストができるようになったからです。
その分、テキストなどの他の媒体での発信の頻度も増えていきます。
私の電子書籍「60歳以降をコンテンツクリエイターとして生きる: 50代でやっておくべき10個のこと」では、
第8章においてネット上に音声を残す経験をしておくことの重要性を書いています。
■60歳以降をコンテンツクリエイターとして生きる: 50代でやっておくべき10個のこと
音声配信は、YouTubeやUdemyでのコンテンツ作成にとって大切な土台になります。
なので、ぜひ音声配信の経験をし、
さらに、思考がどんどん言語化されていく心地よさを味わってみてください。
そしてそれが、メルマガやブログなどのテキストに広げていくことも経験してみると良いですね。
それではまた!